2009年02月04日

単式簿記と複式簿記って?

  じゃあ、単式簿記と複式簿記の説明をするね。
       まず単式と複式って名前から連想できるように、
       単式は1つ、複式は2つ以上と考えたらいいよ。
  へ?なにが?
  一回の取引で帳簿をつける項目の数が。
  ??
  たとえをあげた方が分かりやすいね。
       単式簿記と複式簿記で一つの取引を比較してみよう。



例:5月18日、インコくんは先月分の携帯電話代5,000円を現金で支払いました。
◆単式簿記の場合


◆複式簿記の場合
仕訳帳(しわけちょう)に仕訳を書き
*仕訳帳とは仕訳(後で説明します)を記す帳簿です。

      ↓
総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)に転記します。
*総勘定元帳とは以下のように項目ごとに取引をまとめた帳簿です。



  違い、分かるかい?
  複式の方がなんか、書くことが多いね。始めに、よく分からないもの書いてるし。
  そうだね。
       複式の始めに書いたのは『仕訳(しわけ)』といって、取引を示しているんだ。
       取引があるたびに、必ずこれは書かなければならない。
       お金の出入の内容を示している、と言ったらいいかな?
  最初に言ったとおり、単式では帳簿に一つ(携帯電話代)だけ書いて、
       複式では二つ(携帯電話代、現金)書いてるでしょ。
  ああ、本当だね。でもなんで?たくさん書いてめんどっちいんじゃないの?
  そうだね。でもこうした方が後々管理しやすいんだ。
       会社が取り扱うお金に関するものは膨大だからね。
       情報量が多ければ、上手にまとめておかないと何がなんだか分からなくなってしまう。
  どんな風に効率がいいの?
  それはまた次回にしようか。
       とりあえず、複式簿記は管理のしやすさから採用されている、ということを覚えておいてね。




■□単式簿記と複式簿記って?■□
家計簿の書き方に決まりはありません。
人それぞれの書き方で全然構わないです。
なぜなら、自分が見てその内容が理解できればいいからです。
他の人に我が家の家計簿を見せてあげる必要なんてありませんよね?
だから、他の人に理解できなくてもいいわけです。


一方、会社で使う帳簿は他の人が理解できなくてはいけません。
会社の帳簿は多くの人に見られるからです。
帳簿をつける人それぞれが自分勝手な書き方をしていると、
まとまりのない理解しにくいものになってしまいます。
上場している株式会社であれば、その会社以外の人が帳簿を見ることになります
(正確には財務諸表(ざいむしょひょう)と呼ばれる会社の成績表です)。
もっと多くの人たちが同じものを見て、そこから同じ内容を正しく理解できなければいけません。
そのためには、共通の書き方が必要になります。


これって言葉と同じですよね?
ここでちょっと質問。


『バナナ』ってどんなものですか?

・・・

・・・・・・

皮が黄色く厚めで房になった甘い果物、ですよね。
ですよね?


人によって説明の仕方に若干の違いはあるかもしれませんが、
イメージするのは同じもののはずです。
これは『バナナ=黄色い果物』が皆の共通認識になっているからです。
だから、仮に友人が『昨日バナナでさ〜』と話しかけてきても、
あなたは『ああ、あの黄色い果物をどうにかしたのか?』と瞬時に無意識に理解できるわけです。
ところが、もしあなたの家でバナナのことを『ブリンブリン』と呼んでいたとしたら、どうでしょう。

あなた 『そういや前にお前が話してたとおり、ブリンブリンで試してみたよ』
友人  『・・・・・・ブリンブリン?』
あなた 『そう、ブリンブリン。あれ結構美味いな。ブリンブリンがちょうど良い甘さで――』
友人  『・・・いや、ブリンブリンってなによ?』
あなた 『え?なにって、え?いや、ブリンブリンだよ。黄色い果物の。前に話してたじゃん』
友人  『・・・もしかしてバナナのことか?』
あなた 『そうそう、そうとも言う』
友人  『・・・・・・・・・』


通じるわけねぇだろヾ(。`Д´。)ノ

・・・
・・・・・・

なんだか、簿記とかけ離れてしまいましたが(・ω・)
要するに、会社で使う簿記には決まりごとがあります。
皆がこの決まりごとを遵守することで、皆が理解できるようになります。
『こういう書き方しなさいよ』『こんな時はこういう処理をしなさいよ』って感じで。


つまり簿記を学ぶということは、この決まりごとを知ることだと言えます。

家計簿と会社の帳簿の違いは、単式・複式の違いに加えて、ここが大きな違いといえるでしょう。


簿記をはじめよう<前  次>複式簿記の利点って?
posted by TOKEI at 20:35| Comment(21) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

簿記をはじめよう

  あれ?でも簿記って家計簿をつける方法だったよね?
  うん、そうだね。
  じゃあ、改めて勉強しなくても、家計簿くらいだったら、僕付けられるよ?
  確かに家計簿を付けることも簿記だよ。
でもそれは会社で使われる簿記とは種類が違うんだ。
       家計簿のような簿記は単式(たんしき)簿記といって
       会社で使われるのは複式(ふくしき)簿記というんだ。
       そして一般的に『簿記』というと、複式簿記のことを指すんだね。
  え?・・・家計簿の簿記は簿記じゃないの?
  いやいや、れっきとした簿記だよ?心配しないで。
       ただ、会社で使うものの方が社会的に一般的だから、
       普通『簿記』=『複式簿記』っていうイメージなんだ。
  へ〜、簿記にも種類があるんだね。で、単式と複式ってどう違うの?
  うん、気になるところだけど、ちょっと説明が長くなりそうだから、
       それはまた次回にしようか。




□■簿記をはじめよう■□
今まで簿記の大切さを述べてきました。
家計簿みたいなものですよ、だから身近なものですよ、と説明してきました。

で・す・が、
家計簿の簿記とビジネスで用いる簿記は異なるものです。
帳簿をつける方法という意味では同じですが、ビジネスの簿記(複式簿記)は
単式簿記よりも、ちょっとばかし、いえ、かなり複雑です。


・・・
・・・・・・


ああっ(`□´;)

逃げないで! っていうか引かないでっ(゚ロ゚;)

・・・


個人に比べると、会社の取引にはいろんな種類があります(;^_^A
その取引ひとつひとつに対して帳簿をつけていかなければならないので、
どうしても、知っておくべき知識の量も多くなってしまいます。


でも心配しないで下さい。

別に専門家を目指すわけではありませんから
大して難しいものではありません。
個人的には、高校の物理や数学の方がずっと難しいです。
簿記は実務に則した技術ですから、実際に日常で使える知識です。
その分理解がしやすいと思います。

簿記はやった方がいい?<前  次>単式簿記と複式簿記って?
posted by TOKEI at 20:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

簿記はやった方がいい?

今まで聞いた感じだと、あんまりボクには関係なさそうなんだけど、
       簿記の勉強した方がいいのかな?
  当たり前だけど、全然関係ないと思うなら、無理して簿記を学ぶ必要ないよ。
       ただし、インコくんが社会人になって、
       会社に就職したりお店を経営するなら話は別だね。
  前に言ってた、ビジネスマンに役立つ、とかいう話?
  そう。ビジネスマンは、『自分と会社にお金を儲けさせる』ことが仕事だよね。
       簿記はその儲けを管理する方法。簿記でお金の流れ知ることができるんだ。
       これはとても大事なことだよ。
  簿記が分かれば、儲かってウハウハ!?
  モホホ。そうならいいんだけど、そこまで直接的ではないかな。




□■簿記はやった方がいい?■□
これはキッパリ言い切りますヽ(`◇´)/


簿記の勉強はやるべきです


簿記の最終目的は会社の成績を報告することです。
簿記を知ること=お金の流れを知ることの第一歩です。
いかに儲けを出すかを考えるなら、お金の流れは知っておかなければなりません。
あなたが現在会社人もしくは将来企業に勤めるつもりなら
簿記の勉強はしておきましょう。
自分の会社の決算書すら読めないなんて、ちょっと恥ずかしいですからね(;^_^A
ちなみにアメリカのビジネスマンは積極的に経理のスキルを伸ばすそうです。


ただし、同じサラリーマンでも、公務員の方は話が別です。
公務員は国民の税金から給料をもらっています。
利益を出そうという発想のない(と言い切ってしまうとまずいかもしれませんが)
職業ですから、簿記を学んだとしても生かす場面は少ないでしょう。
経理職の方はもちろん例外ですよ?


posted by TOKEI at 19:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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